【オンラインレッスンコラム:サックス】閑話休題:音程(ピッチ)の合わない原因がアレだった??
今回は、有名メジャーアーティストのコンサートやレコーディングに数多く携わり、その色気たっぷりの音色で人々を魅了する松田靖弘先生(詳しくはプロフィール欄をご覧ください)による"サックスレッスンコラム"の番外編!?です☺️
ピッチで悩まれている方は、是非参考にされてみてくださいね^^
"音程(ピッチ)のお話" 第一弾の記事はこちら↓↓
"音程(ピッチ)のお話" 第二弾の記事はこちら↓↓
"音程(ピッチ)のお話" 第三弾の記事はこちら↓↓
それでは、お楽しみ下さい♬♬
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サックスレッスンコラム
こんにちは!サックス講師の松田靖弘です。
日頃いろいろなトラブルパターンを発見し処方箋をお渡しするようなクリニック的な内容と音楽を紹介して理解を深める音楽的な内容で生徒さんへの指導を楽しくやらせていただいてます。特にレッスンでこんな事やってますみたいなネタバレ的な情報とかもつぶやいてみます。
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閑話休題 : 音程(ピッチ)の合わない原因がアレだった??
日頃のレッスンをさせていただいている中でたまにある事例について
音程が一部分、高音のドとかレとかミが、低かったり高かったりいつものレッスンでは大丈夫なのに突如としておかしくなったりすることがあるのですが、高いので低めにしましょとか私が指摘しても生徒さんがどんなに奮闘しても直せない時があります。対面レッスンなら楽器を交換してチェックしたりピッチ矯正のプログラムを試したり一生懸命にトライしても無理なときがあるんです。そんな時の意外な解決方法が、、、
「リードを新調する」。。もうバカバカしくて笑ってしまうのですが。ご本人と私は必死でやっていたわけで。。
要するにリードがヘタってコシがなくなり息とのバランスを崩してしまうからなんですね。
私「リードいつ変えました??」生徒さん「しばらく変えてません。。。」あるいは逆に
私「リード変えました??」生徒さん「銘柄変えてみたんです。。こっちの方が楽だったんで」こんなパターンです。
ご自分の息を送り込む力に対して釣り合った抵抗感のあるリードが必要です。
その十人十色の様々な基準に対して柔らかいリードは楽に吹けるしパワーの余裕からくる豊かな音色というメリットもありますが高音域の発音がしにくくなる。高音域の音程(ピッチ)が取りずらくなるというデメリットもあるんです。
テクニックがある程度上がるとリードが柔らかくても高音域の発音に全く支障がなかったり音色にも問題が出てこない場合は見抜けないことが今まで何度かありました。大抵は音色にトラブルの原因のヒントが隠されていますので出音に問題がないときは苦労します。
もちろんさらにテクニックが上がれば柔らかいリードでもある程度はピッチ補正が出来るとは思いますがやはりノーストレスで演奏するためにリード銘柄、マウスピース選びには時間がかかってもしっかりとやりましょう。
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松田靖弘先生のレッスンはこちら↓↓
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