【オンラインレッスンコラム:サックス】音程(ピッチ)のお話し (3)

今回は、有名メジャーアーティストのコンサートやレコーディングに数多く携わり、その色気たっぷりの音色で人々を魅了する松田靖弘先生(詳しくはプロフィール欄をご覧ください)による"サックスレッスンコラム"第二弾です☺️

ピッチのズレ、、、とても繊細な問題だと思います。(Vocalもです😂) とても具体的に解説してくださっているので、悩んでいらっしゃる方は是非 調整の参考にしてみて下さいね。


第一弾の記事はこちら↓↓
"音程(ピッチ)のお話"

【オンラインレッスンコラム:サックス】音程(ピッチ)のお話し

今回は、有名メジャーアーティストのコンサートやレコーディングに数多く携わり、その色気たっぷりの音色で人々を魅了する松田靖弘先生(詳しくはプロフィール欄をご覧くだ…


第二弾の記事はこちら↓↓
"音程(ピッチ)のお話 (2)"
【オンラインレッスンコラム:サックス】音程(ピッチ)のお話し(2)

今回は、有名メジャーアーティストのコンサートやレコーディングに数多く携わり、その色気たっぷりの音色で人々を魅了する松田靖弘先生(詳しくはプロフィール欄をご覧くだ…

それでは、お楽しみ下さい♬♬

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サックスレッスンコラム
こんにちは!サックス講師の松田靖弘です。
日頃いろいろなトラブルパターンを発見し処方箋をお渡しするようなクリニック的な内容と音楽を紹介して理解を深める音楽的な内容で生徒さんへの指導を楽しくやらせていただいてます。特にレッスンでこんな事やってますみたいなネタバレ的な情報とかもつぶやいてみます。

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音程(ピッチ)のお話し 3

チューニングメーターの使い方は??の続きです。
サックスのピッチは、すごくずれやすいところとずらそうとしてもなかなか変わってくれない音があります。
当然ですがずれにくい音でチューニング作業をしてみてください。
アルトサックスなら下のソ、テナーサックスなら真ん中のシが合わせやすい音です。つまり基準の音になりますので覚えておきましょう。
アルトサックスでもシが合うタイプもありますがずれる楽器が増えています。その場合はラ~ド#でもずれる可能性があり吹き方で奏法により工夫が必要な楽器です。逆に今はこちらが主流かもしれませんが特に冬場の朝から盛大にずれるので気分が悪いです。楽器と体の暖機が終わると元に戻るのですが。
一般的にはオクターブキーを押さない第1オクターブの音はあまりずれることはありません。ここでずれていたら修理屋さんで調整し直しも検討しましょう。
簡単にずれやすいポイントはオクターブキーを押した第2オクターブのレ、ミあたりです。
特にレはメーター上で+20セント上にずれていても合格範囲です。まず下がることはないので思いっきり低めにとって演奏しても良いですね。この辺はまた対策方法は別の機会に。。
このすぐ下に解放のド#、ド、シがありますが吹き方、楽器によってはこの辺でマイナス15セントになっている場合を想定しますと先ほどの真ん中のレはメーター上で20セント上にずれていても合格範囲なのですが落差が35セントになるのでもうトータルではとても合格とは言えなくなります。
裏を返すと解放のド#、ド、シは基準ピッチぴったりにおさえておかないとヤバいよってことなんです。テナーではそれほどずれませんがアルトサックスでは、簡単にずれる楽器が多いですね。その場合は補正するテクニックが必要です。
ここは気合いで頑張ろう~!負けるな~!ってことなんですね。モテるためには努力あるのみ。いや、コツはあるんでまたの機会に。。。

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松田靖弘先生のレッスンはこちら↓↓

松田靖弘

松田靖弘 - yasuhiro matsuda - サックスプレイヤー Profile - プロフィール - 1966年静岡市出身1986年浜田均バンドでプロ活動スタート。ジャズ、フュージョン、ラテンバ…

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